株式会社大丸の歴史

株式会社大丸とは、おもに近畿地方において活躍をしている日本を代表する大手百貨店である。売上の9割以上を主力6店舗で賄っている。その6店舗は、大阪(心斎橋店・梅田店)・京都店・神戸店・札幌店・東京店の直営の主力6店舗である。大丸の歴史は古く江戸時代にさかのぼる。創業は1717年下村彦右衛門正啓が、京都府伏見区に呉服店大門司屋を開業したのが始まりである。その後1726年に大阪心斎橋に出店、1728年には大丸屋の名のもと名古屋に出店している。1907年に大丸呉服店を設立後、1928年に大丸として名称の変更を行っている。実に290年にも及ぶ歴史をもった百貨店の老舗である。東の三越、西の大丸と日本の百貨店のトップリーダーとして走り続けているが、バブル崩壊の煽りを受け業績低迷の時代もあった。企業内のリストラクションにより業績の回復を図り現在にいたっている。

大丸神戸店

大丸神戸店は元町商店街の東端と鯉川筋をはさんだ東側に位置している。大丸神戸店は1927年に、直営店として3番目に開業している。旧居留地で元町の商店街に店舗面積50,656uの広さの大丸神戸店は、大丸京都店に次いで2番目の広さを持っている。また、大丸神戸店以外に神戸市内では、大丸須磨店がある。1980年開業当時は、大丸神戸店の分店としての扱いであったが2001年に商栄店として株式会社ダイマル須磨店となった。これで株式会社大丸 神戸店を含んだ直営店は12店舗となっている。また関連会社の運営店舗として高知大丸・下関大丸・博多大丸・今治大丸がそれぞれ関連子会社として運営されている。かつては海外店舗として香港・フランス・タイ・オーストラリア・シンガポールと出店していたがいずれも撤退している。現在は台湾にある建台大丸があり以前は技術提携をしていた。

株式会社大丸の名称

株式会社大丸神戸店をふくむ12店舗と、関連子会社が運営する4店舗があることは先ほども申し上げているが、全国にはそのほかにも大丸と名のつく百貨店が店名が存在している。株式会社大丸が約290年にも及ぶ歴史とこれまでに日本の百貨店のトップリーダーであったからこそ、このように名前が広まっているのかもしれない。札幌市には大丸藤井、北海道にフレッティ大丸という名のスーパーマーケット(現在は名称を変更している)、船橋には坂善大丸(現在閉鎖)、東京大井町 大丸(現在閉鎖)、東急蒲田 坂善大丸、京都市下京区 藤井大丸、大阪摂津市 富士大丸(衣料品店)、心斎橋筋商店街 老舗呉服店 大○、宮崎県都城市 都城大丸、京都府宮津市 橋立大丸というように全国各地に、大丸の名称を使用した店舗・百貨店が存在する。しかし、これらの店舗・百貨店とは、事業提携・人材提携・資本提携といったような経営に関することは一切行われておらず、株式会社大丸とはまったくの無関係である。これもまた、日本の企業においては珍しいことであると思う。

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